歯周病予防のポイントを大きく３つにまとめると
①正しい歯磨きの方法を学ぶ
歯ブラシだけでは、お口の中の汚れの約６０％しか落とせないといわれています。
そのため、歯間ブラシやデンタルフロス等を用い歯間部に対してアプローチを行うことは必須です。また、歯ブラシによる歯磨き前に行うことでより清掃効果が高まります。
自分ではしっかりとみがけているつもりでも歯医者さんで確認すると磨き残しがあったということもあるため歯医者さんで歯磨きの確認をしてください。
②定期的な歯科検診・歯科でのクリーニングを行う
歯周病は症状がなく進行していきます。そのため、歯周ポケット検査、レントゲン写真、口腔内写真、唾液検査などを行い、お口の中の炎症状態を調べます。
また、歯石の除去や、歯と歯茎の間の溝に付着した細菌層の破壊を専門の機械を用いて行います。これは普段の歯磨きでは補うことはできません。この歯科検診の頻度は、歯磨きの状態や歯周病の進行程度によって決まるため人によってさまざまです。
③身体全体の免疫力を落とさない
免疫とは、ウイルスや細菌に対しての防御反応であり、身体を正常な状態に保つ仕組みです。
免疫力を落とさないために、睡眠不足や過度なアルコール摂取、栄養バランスの偏った食事など不規則な生活は避けましょう。
また、喫煙は歯周病にとって最も有害な因子です。歯周病だけでなく全身の健康や口腔癌にかからないためにも禁煙をしていきましょう。
歯周病予防のために歯医者とアプリの活用を
歯周病予防のためにはまず自分のお口の状態の現状を知ることが重要となります。今の状態を維持するのか、積極的な治療が必要なのかをよく歯科医院で精査してください。
また、自分のお口の中は自分が一番知っていなければなりません。アプリの記録を用いてしっかりと自分のお口の管理をしましょう。
