歯がなくなると”美味しい”がなくなる!?

被せ物や入れ歯、インプラントなど何らかの義歯を使っている人は
45-54歳では約35%、
55-64歳では約60%、
75歳以上では90%と日本は義歯大国だと知っていましたか?

 

40歳までは虫歯、それ以降は歯周病で歯がなくなると言われています。

おじいちゃんおばあちゃんになったら入れ歯というイメージがありますが、やっぱり痛い思いや、歯を抜く怖さを体感するのは何歳になっても嫌ですよね。

 

美味しい物を食べるのがリフレッシュという人は多いと思います。

しかし、美味しい物を美味しいと思うのに歯は絶対大切なのです。

 

歯は親知らずを含めないで全部で28本あります。
55~75歳の1518人に、食事を美味しいと感じているか調べた調査があります。

「とてもおいしい」「おいしい」と答えた人の残っている歯の数は、平均20本でした。
「普通」は16.8本。
反対に、「おいしくない」と答えた人の残っている歯の数は、平均11.1本でした。
(8020推進財団指定研究事業報告2007)

 

やっぱり人間が生まれ持った歯の、ナチュラルな綺麗さに叶うものはないと思います。
食事は生きていくのに必要なだけでなく、生活の質の向上やゆとりのためにも大切です。

歯は削れば削るほど悪くなっていきます。生まれ持ったものをなるべくいじらないように、毎日綺麗にしていたいですね。

 

今日も歯磨き頑張りましょう!

(うずら歯科医院/野尻真里先生)