子供の口呼吸が歯並びや顔立ちに影響するのを知っていましたか?
鼻呼吸は、正常な顎や歯並びの成長に欠かせません。
鼻呼吸は特に重要であり、鼻呼吸を行うことで口が閉じ、舌が上顎に押し付けられます。これにより、顎の発達が促進され、口の容積も増加します。舌の位置が正常であれば、食事や会話がスムーズに行え、口の中の空間も広がります。
一方、口呼吸が続くと、顎の成長が下方向に向かい、顔の形が長くなるなどの影響が出る可能性があります。
また、口が常に開いていることで口腔内の乾燥が進み、唾液の役割を果たせなくなることもあります。これにより、虫歯や口臭などの口内トラブルが引き起こされる可能性が高まります。
そのため、子供が健康な成長を遂げるためには、口呼吸を鼻呼吸に改善することが重要です。鼻呼吸を促進するためには、鼻が詰まっている場合は適切な治療を受けることが必要です。また、口呼吸の習慣が身についてしまっている場合は、口を閉じるトレーニングや舌の位置を調整するエクササイズなどを行うことで改善が期待できます。
口呼吸を鼻呼吸に改善することで、子供の顎の発達や口内の健康をサポートし、美しい笑顔と健康な生活を手に入れることができます。親や保護者は子供の口呼吸に注意し、必要なケアや指導を行うことで、子供の健康な成長をサポートしましょう。
(うずら歯科医院/野尻真里先生)