夜中の歯ぎしりあまく見ないで

朝起きたら歯や顎に違和感を感じていませんか ?
もしかしたら夜中に歯ぎしりやくいしばりをしているかも 。

 

寝ている時、お口の中のよだれの量はとても少なくなっています。
ヨダレはお口の中の汚れや細菌を洗い流す働きがあるため、これが少なくなると、菌が繁殖して口臭がします。

少しでも改善するポイントは3つ!

 

①隅々まで歯磨きをして睡眠すること

寝ている時はヨダレが少なく細菌が繁殖しやすいため、歯周病や虫歯も進行しやすい…

歯の1面1面、歯と歯の間、舌の上、お口の中を鏡を見ながら隅々まで綺麗にしてください。

 

②マウスウオッシュを活用すること

フッ素が入ってると虫歯予防にも◎

殺菌、抗菌作用のあるマウスウオッシュがオススメです。
私はコンクールが気にいっています。

 

③寝る前に水分補給をする

ヨダレは体内の水分から出来ているため、体内の水分が足りないとヨダレも出ません。
また、寝ている間は約500mlの水分がなくなると言われているので、
寝る前にコップ1杯分ほど水分補給しましょう。

 

起きてる時みたいに、脳がストップをかけてくれない起きている時は 、脳がもう噛んではいけない ! と、教えてくれますが、寝ている時はその司令が発動されません 。
その結果 、通常起きている時に噛む最大のカの 、約 6 倍以上のカで睡眠時は食いしばって歯ぎしりをおこなっています。

 

通常の 6 倍のカで噛み締めることは 、奥歯でクルミを割る力に相当します 。その結果、歯が割れることも。歯にヒビが人ったり割れると神経の治療になったり 、最悪抜かなくてはいけないケースもあります 。

 

一生懸命してる歯磨き 、 どうせなら質よくしたくない ?
毎日してる歯磨き 、あれが無いせいで、6 割しか磨けてないかも。

 

それは歯磨き前の歯問清掃フロスより歯間ブラシの方が汚れが落ちやすいため。歯間に入るならば、歯間ブラシを使いましよう。

———— Kiger 1991

 

歯と歯のつまりをとるのではない、歯と歯の間の面にあてて 、歯垢を磨き落としましよう 。

 

 

(うずら歯科医院/野尻真里先生)