歯医者さんでお口の中の写真を撮られるのが恥ずかしくて嫌だなと思ったことはありますか?
あれって必要?と思ったことはありませんか?
でも写真を撮るのはとても大切なことでしっかりと撮る理由があります!まず、患者さん自身に自分のお口の中の現状を知って欲しいからです。
自分ではなかなかお口の中をしっかり把握出来ないと思うので、写真で把握をしてもらい、治療計画や問題点を一緒に考えていきたいのです。また、治療前後、歯周病治療による変化やメインテナンスの過程を比較したいから。
歯の治療は本数が増えるほど、また重症度によって治療回数も増えてしまいます。
歯科の治療では【待機的診断】と言って、様子を見ながら症状に合わせて治療を進めていきます。
なので深い虫歯には、神経を保護するようなお薬で痛みが出ないか様子を見たり、
神経の治療では、殺菌作用のあるお薬で様子を見たりします。
痛みや症状が緩和されるか確認してから1つ1つ進めるのです〇
また、被せ物は【歯科技工士さん】という職人さんが1つ1つその人だけの歯を作っているので、少し時間がかかってしまいます。
写真で見ないと変化を実感出来ず、患者さん自身でどう変わったのかイマイチわからないと思うのですが、写真で見ると達成感も感じられ、ケアももっと頑張らなきゃという気持ちにも繋がると思います。
お口の写真は必ず撮ってもらうべき!
写真を撮るのは時間がかかりません!
めんどくさいなぁと思っても、大切なことなので撮ってもらいましょう。
(うずら歯科医院/野尻真里先生)